じゃんけんで必ず勝つ方法として「後出しじゃんけん」がある。もちろんこれはフェアでは無いが勝てる方法ではある。世間一般の勝者にはこのアンフェアな人や企業も多い。かつてパナソニックの松下幸之助はソニー研究所と尊敬しつつも「まねした」と揶揄されていたが「かえるのつらにしょうべん」のように意にかえしていなかった。同じような商品やそれを超える商品で成り上がっていったのは良く知られていることです。今、隣国も同じパターンで(ただし日本の技術者を雇い)液晶も半導体も、太陽光パネルも造船も家電も日本は価格で勝負にならない時代になってしまった。世間、世界では後出しじゃんけんや真似る、パクルことは卑怯でもなんでもありません。生きるため、勝つためには必要な方法論で、悔しいけれど、やった者勝ちです。「勝てば官軍、負ければ賊軍」北条は頼朝源氏を滅ぼし、足利源氏は北条平氏を滅ぼし、徳川は源氏と称して姓氏不詳の豊臣から天下を獲りました。武術も同じ、生き残らなければ死があるのみ。相手の兆しを読む、相手の動きを予測する、先を読み動くのは後出しじゃんけんに他ならない。そのためには事前にできうる限り用意する。不用意は負けの元。不用意な発言も上げ足を取られます。民間人の頭上に原爆、爆弾を落としても、正当化した国が、かつてありました