1333年五月に鎌倉時代の終焉となった鎌倉攻めは新田の生品神社を150騎で出発して高崎の八幡宮に7000騎が集結して鎌倉に向かい一党独裁の北条氏の治世から足利氏を中心に全国の守護、地頭が横並びの時代に変えました。そしてゆったりとした東山文化(銀閣寺、茶道、華道、香道、能、狂言、歌舞伎、武道、作庭、絵画、瓢鯰図等の禅文化他)が誕生しました。今の世界はコロナウイルスで大騒ぎですが世界の変わり目は必ず大事件が起こります。植芝翁が支持した大本教的に表現すると体主霊従から霊主体従の時代への移行が起こり始めたと言うことかもしれません。鎌倉攻めの前には蒙古襲来 明治維新の時はイギリス、フランスが日本の植民地化に跋扈しました。現在盛んな試合重視の武道から試合軽視の合気道の時代がやって来るとしたなら嬉しいのですが、まずは冬の時代を生き残れればですが 噂では三密の合気道は厳しい、私の道場も今年の入門者はゼロです。
鎌倉攻めの時に八幡八幡宮から守り神として里見氏が持ち出した阿弥陀様です。いまは重要文化財として東京都府中市に祀られています。以前祀られていた阿弥陀堂(現在空状態)に戻ることになりました。9月に私が製作依頼した富山県高岡地場センターへ受け取りに行きます。