たとえ色々と仕事等ができるとしても先輩の前で(デキル)を前面に出すと足をすくわれたり、足を引っ張られたり、要注意人物としてつぶされるのが村社会の日本だと私の経験からそう思うのですが、これは周囲の環境によって違うこともあると思います。木下藤吉郎から羽柴秀吉へ、そして豊臣秀吉への出世物語はそのものズバリの出世術です。羽柴の羽は丹羽長秀から、柴は柴田勝家からいただいてつぶされないように配慮しつつ、最後は柴田勝家を打ち破り覇権を握って豊臣秀吉になっています。合気道の相手への対処法も出すぎるとばれてしまうので出過ぎないほうが良い。たとえ先輩より上手になっていたとしても、気づかれないように対処しつつ最後に勝利を得るのは秀吉を見習うと良いと思います。秀吉があそこまで行ったのは織田信長の能力主義が足を引っ張らせなかったことも重要です。たんなる印鑑押しの上司の下では能力のある人ほどさんざん利用された後つぶされます。潰される前に独立すべきだと思います。独立できない人は自分が思っているほど能力が無い人です。