武術は弱点を克服して現在がある。教授された技術に もしも欠陥があったとしたら、このことについて師範に疑問を言える人は恵まれています。疑問が言える懐の深い師範はつねに疑い、課題を持ちながら精進している人だからです。開祖があ― とか指導を受けた師範があ―とか言っている指導者には疑いの目を向けるべき、私のところに200㌔離れているところに住んでいる人が通ってきます。以前は私のところの近くに住んでいた人ですが、移住先の道場に入会し、久しぶりに稽古に参加したところ、(私の合気道)の否定の連続で三回通ってやめたそうです。本人としては「どうしていけないのか」を聞いて納得できれば続けられたし、私の合気道が否定され、その指導者の合気道が納得できれば、私に伝えた(私はいつでも聞く耳を持っています)と思いますが、ただただ否定されるだけだと呆れていました。最近ではユーチューブで自称、達人が多くのことを発表しています。それを見た道場生の質問が増えていました。その課題を材料に私ならこうしますとか映像の虚構とかいろいろな意見は楽しい時間です。最近はネタが尽きたのか質問が少なくなりました。