里見家に伝えられた秘伝の極意に のの字の法則があります。現在では当たり前の法則で、秘伝と言うほどの理論ではありませんが、合気上げや、入り身投げ、四方投げ、小手が返し等の動きはのの字の法則で成立しています。先日、握手で相手を倒す パホーマンスをテレビで放映していました。握手している部分へ 体の波を伝えると言う説明をしていました。私が解説者であれば右手で握手した時は 左足から波を起して、のの字で相手のすみに崩すと説明すると思います。不思議な技をする多くの武道関係者は できても人に対して全てを解説できないか わざと解説しないのか どちらかですが、本当に理解していないと本当のところを解説できないので 歯がゆいところです。私ごとですが、説明不足を後で後悔することなどよくあることです。握手で倒す技については道場生は皆できます。