今から35年前、植芝開祖が指導していた時代に習った人に多くのことを教えていただいたり、当時の指導者が不思議な技を披露していたことを教えていただいた。その中で一番衝撃的だったことが、柔らかい両手(力いっぱいにぎらない)で相手の手首等をにぎる。そうすることで相手は動けなくなる。この技をかけてもらったが、直ぐには会得できませんでした。試行錯誤の末、今ではできるようになった。ヒントだけでもありがたかった。 今までの合気理論探求の延長上にこの技は存在しています。植芝開祖時代に育った内弟子の指導者はひと味違ったようですが、いまでは失伝している技が多いように思われる。本当に残念でならない。昨日の稽古は横面打ちの入り方だけで2時間かかってしまいました。