粘り腰<img width="220" height="165" class="PhotoSwipeImage" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161228/09/aikidokodokan/bf/09/j/t02200165_0640048013831771695.jpg?caw=800" border="0" data-entry-id="12598469342" data-image-id="13831771695" data-image-order="1"> 座取り呼吸法でなかなか倒れない人がいる、そして上手に受けを倒す人がいる。かつて、このように粘った腰を「竹の根ぶち」と表現したそうです。粘り腰はやはり鍛錬から生まれます。この腰が完成すると多人数の押しにも耐えられるようになります。稽古を長く続けていればやがて昇段し、気がついてみると先輩達がいなくなっています。私が入門したとき、先輩が50人くらいいました。今は数人です。七段昇段はその時の先輩二人といただきました。これも粘り勝ち? 勝ってはいませんが粘っていれば良いこともあります。ただし、自分が向いていないと思ったら、つまり、粘り甲斐が無いと思ったら次に移ることも大事です。