我が家の庭ですずめを食す鷹   琵琶湖を見下ろすトンビ
 

攻撃的な人は目つきも悪くなる。動物も人も同じ。庭に来る百舌鳥(もず)の顔相も肉食らしく口ばしが丸く鋭い、昨日雀の群れを我が家の庭で襲っていた鷹も同じ顔つきです。草食と肉食では顔が違うのはなぜなのだろう。オオカミと犬でも人相(犬相)が違う。戦いの武道は目つきに現れる。宮本武蔵の自画像の目つきは穏やかとは言えない。立ち姿は素晴らしいが目つきが?合気道のたち姿も自然体が良い。攻撃では無く向かいいれの姿勢になれれば技も目つきも丸くなる。合気道は試合が無い型を重視した武道、試合はエスカレートすると「死合」になりかねない、本来の試合は自分の実力を確認するため、勝つことが目的では無い。腕を磨くか足を洗うか、性格が攻撃的な人には合気道は向かないのかも知れませんが、合気理論の探求者を目指せばファイターから温厚な学者風な人に変身すると思います。宮本武蔵の晩年は「絵画や五輪書」等文学者、芸術家として名を残しています。
宮本武蔵の自画像と古木鳴鵙図