型破りとは基本の型を学んで、完全に身につけてから今までの型から脱皮して新しいことを追求する。守破離(師範の教えを守り身につけたらその教えを破り、新しい流派を興し独立する)に似ていますが、基本の型を完全に身につけなければ本当の意味で型は破れません。つまり、不完全な場合は形無しになってしまう。教えを受けた師範の型がもしも、間違っていたらと思うと「費やした時間と経費」が悔やまれます。世に出ている教本でさえも疑わしいと私は思っていますので、日本の武術は奥が深いとなげくしかありません。