合気道の呼吸方は相手との阿吽の呼吸、体の陰陽です。意識して吸ったり吐いたりしない。吸った時に攻めればよい、息を止めて攻撃すればよいと言う人もいますが、勘違いしないでもらいたい、呼吸は意識しないで自然呼吸で良い。心を落ち着けたい時、怒りを鎮めたいときに吐いて、止めて吸う、これ(腹式呼吸)を七回行うと良いようです。

合気道では受けと取りが阿吽の呼吸無しに演武が成立しないためにお気に入りの弟子が受けに選ばれる傾向があるようです。しかし、現実の戦いにおいて攻撃側に阿吽の呼吸を求められませんので、ここは要注意です。現実を想定して稽古すべきです。受けに注文ばかりする先輩には開いた口がふさがりません。
阿吽の阿の獅子(口が開いている)吽は閉じる