昭和の名人で達人、高野佐三郎書

(読み みちをあじわいまことをまもる)


私の見解では名人とは有名な武道家、達人とはその道のあらゆる極意(大切な法則を)理解し、なおかつ体で表現でき、そして門下生に噛み砕いて理解できるように説明できる人と考えています。達人はどんな質問にも即座に回答できるはずです(但し、秘すれば花と考えている指導者が多いようです)。ただし、陰陽の世界ですから目に見えない概念的な説明しかできない場合はありますがその場合(例えば体の内部の動き等)は現象面を見せるしかありません。