勝てそうに無いと思ったら逃げれば良い。落ち武者は負けの象徴のように見えるけれど歴史をたどれば再起を図って勝ち組になった事案はいくらでもある。源頼朝も足利尊氏もいつも勝っていたわけでは無い、頼朝は母の命乞いで生き延びて伊豆に流されている。長い人生において逃げて良かったこともあると思う。危険を感じたら、生きづらかったら、居づらかったら 意地を張らないで逃避する「逃げるが勝ち」も生き方だと思う。合気道は武道ではあるけれど「生兵法は怪我の元」と言う格言は逃げるが勝ちに通じている。
寒いシベリアから逃避行してきた多々良沼の白鳥も暖かくなれば餌が豊富なシベリアに帰り子育てをする。