忠臣蔵で有名な赤穂浪士 堀部安兵衛と言う武士が築いた日本庭園が箕郷町の役場の近くにあります。安兵衛は新潟県新発田出身の武士で江戸に出る前の7年間 馬庭念流道場で修行したと言われています。その後江戸で堀内源太佐衛門正春の門に入り四天王の一人となりました。「高田の馬場はまだか」という言葉はあまりに有名ですがこの時は義理のおじ菅野六郎佐衛門に見方して敵六名に対し奮戦し江戸中評判となり、それが縁で赤穂五万石浅野内匠守の家臣堀部弥兵衛の養子になりました。話は戻りますが、安兵衛は箕郷町の下田家に下宿した縁で庭園を設計し 現在も庭を無料で観ることができます。当時の武士は知識が豊富で素晴らしい庭園を残すことができたのだと思います。「合気道で言うところの、自然との一体化、和合、調和、結びを感じることができるかも知れません」。

箕郷町 赤穂浪士 堀部安兵衛作庭の下田庭、無住(見学可能)