年齢とともに好みが変わるのは昔から言われていることです。最近の私の行動を客観的に見てみると松の盆栽が六鉢、つつじが一鉢、ヒノキが一鉢、庭に配置されている。若いころは見向きもしなかったのにほとんど動きのない盆栽が好きになったのも歳のせいだと思います。若いころは動きの速い鳴き声の良いめじろやうぐいすが好きで飼っていたのに(現在は法律で飼えません)ほとんど動きのないハシビロコウが可愛いと思うようになりました。残念なことにサボテン公園のハシビロコウは亡くなりました。運動についてもそれが言えると思います。若い人の好みは試合のある動きの速い運動が主流ですが、年を取って動きが鈍くなってくるとゲートボールや散歩に変わる人が多いように思います。武道にこだわりたい人は試合のない合気道を選択する人も多いようです。現に里見道場の年配者の経歴はかつて武道をたしなんでいた人も多いようです。多いようですと言うのは武道歴を私に言わない人もいるためです。脳軟化防止と健康維持のために通っている人がほとんどです。


