出雲大社

 佐賀藩鍋島家の二刀流、牟田文之助の剣術修行の18531855の二年間の旅日記を読んだ感想です。この日記では我々がイメージしている道場破り的なことは無く、どこの道場でも客人として歓迎しています。日本人特有の優劣は体で感じる合気道的な稽古が中心で、稽古の後は酒を酌み交わしお互いが知っている諸国の情報を語りあっていたようです。里見道場にも時々他の道場の人が来ることがありますが現代人が抱いている道場破り的な人がいない訳ではありませんが、あくまで体験入門です。合気道は師範によって全て違いがあってもおかしくない武道です。里見道場では江戸時代の剣術修行者が行っていた体験入門的な人であればどの道場の人でも歓迎いたします。ただし、酒も肴も出していません。