自分が目的とする技を作るために受けに注文を押し付ける人や力ずくで押し倒す人、相手の肘を顔面に押し付けて一教の表にもっていく人、畳に向かって押し倒す人、ねじり伏せるなど「力技」が横行している。人間は物でも仕事でも合気技でも押し付けられると反発する。掴まれると反撃したくなる。そんなことをしていたら受けが緊張して固くなり和合の武道はどこかに行ってしまう。合気道は相手の動きに逆らわないでまーるく導けば受けはついてくるはず。