殴ると突くの生活習慣の歴史。日本人は中国人や西洋人と比べて姿勢が悪い。腰がもともと曲がっている人が多い、初心者に転換の技を指導したときにまともな姿勢の人はまずいない。今までの習慣で背筋を真っ直ぐすることが出来ないからです。剣道や空手の経験者は背筋の矯正が早いのは姿勢の基本ができているからだと思います。日本人の動作は姿勢のために外国人とは逆のことが多い、たとえば「台車は押す-リヤカーは引く ノコギリは押す-日本は引く 刀は突く-日本は叩いて引く スコップは押す-鍬は土を叩いて引く ピアノは指を伸ばして弾く-日本は指を曲げて弾く 鉛筆を削るのに手のひらを上に削るのが日本人、逆が外国人」これは背中を丸める習慣により腕がちぢんでいるための動作となり、外国は背中が伸びているために手が伸びる違いであり全て姿勢が原因です。日本人は腰が伸びていないので腕の伸張力が弱い、そして脚力が弱い。しかし細かい作業には強い、戦後の産業を支えた精密産業はこの体を丸めた姿勢の文化が生んだものと言える。