最近、ゾーンと言う言葉を聞くようになりました。簡単に言うと無意識に体が動き良い結果を生むことです。昔、巨人の選手(後に監督)であった川上選手が投手が投げるボールが止まって見えたというのは超感覚であるゾーンに入っていたからだと言われています。ゾーンへの入り方は色々な説がありますが合気道の演武会の多人数掛けの時に受けの動きがスローモーションのように感じることがありますが、あれがそうなのかなと後になって思います。あの技もこの技もやろうと思っても、夢中になると何をやったかわからずに終わる時はゾーン状態ですが、あの技もこの技もできた時は普通感覚の演武になっています。この間 高崎市の体育館で内村航平選手が素晴らしい結果をだしました。内村選手曰く、気がついたら終わっていた。そして、とんでもない記録が出ていた。まさしくゾーンを表現した言葉でした。一朝一夕にできることではありません。すごい選手がいるものです。
