稽古では肩や手首を掴ませたり、腹部を突かせたりすることで型稽古は成立します。しかし、現実はそう簡単に攻撃相手は来てくれるわけがありません。畑を荒らすサルやイノシシが罠になかなかかからないのは警戒心があるからで簡単には「その手
(人の目的)に乗のりません」攻撃相手をうまく制する(この手に乗せる)ためには騙しの術(テクニック)を磨くしかありません。とにかく命を守るためには格好が悪くても構いません。合気をかけるためには自分の手の上か下に相手を誘導することが必要です。