民主主義は民衆から国の指導者が選出されます。これには弱点もあります。その時の民衆の気分で一歩間違えると集団で水に飛び込み死ぬネズミになってしまうからです。隣の国ではホワイトから普通の国扱いを宣言した日本に対して日本の製品等の非買運動が国中で展開しています。これは子供のころからの反日教育のたまものですが、民衆が常に正しいとは限りません。ヒトラーを選んだのは当時のドイツ国民です。石油も出ない日本が太平洋戦争で完膚なきまでにやられたのも事実です。本当の事を覆い隠した為政者が闊歩していてはこのままだと集団は水に向かって進んでいくかもしれません。まずは自分の力、立場、能力を知ることから始めないと国民が路頭に迷うことになります。合気道も自分は腕力、立場、条件、環境等において弱いという前提で技が構成されています。弱者が強者にたいしていかに対応するか、つねに考えることで水に向かわずに済むと思います。生き残るためには恥も外聞もありません。最善の方法は必ずあるものです。我が家の口伝では泥水を飲んでも生き残れ、生活の糧になる技術をつねに持てと言い伝えています。
上州甘楽郡菅原里見氏製
江戸時代の食傷丸の拓本
私の先祖は長篠の戦(天正三年)の敗北以降 武士を辞めて薬草とお灸等で生き残りました。