演武会の演武は玉石混交、素人受けする演武は玄人からするといまいちなのが多い、玄人受けする演武は素人受けしない。素人受けする演武は動きが大きくダイナミック、投げた後、大股で足は開きっぱなし、歌舞伎の見栄をきるような演武は 見栄えが良い。大股なのは力が入りすぎているからで、玄人受けしないが素人にはかっこいい。素人受けする演武の特徴は受けをたたきつけること、頭がバウンドしていることもある。無抵抗の受けをたたきつけているのは素人には「すごい」と見えるようですが玄人受けする演武は技が小さい、たたきつけることも無い。動きが小さいと言うことは合気を使えるからですが、素人には見えないとともにインチキにしか見えない。受けが取りに合わせる演武が多いのでよほど目が肥えていないと見分けるのが難しい。武道の歩行は歩み足、けっして大股は無い。演武会は必ず録画して分析すると色々な動きが見えてくる。人のふり見てわがふり直せは素晴らしい格言です。


