道場内の囲炉裏(談話室)

サラリーマンが定年後の生き甲斐を探すことは大変難しい。生き甲斐とは生きていて楽しいこと、人のためになっていること、多少でも収入を得ること、生活に張りがあること、生きていることに満足した人生であることなどが重なったところに生きがいが生まれると言います。合気道を趣味にしている人が定年後に中学校の武道場を借りて地域の人に教えることで生き甲斐を見出した人はたくさんいる。合気道愛好者が集まって運営すれば一人に負担が集中することもなく、多くの人が生き甲斐を感じるようになる。私の父は定年後に地域の子供たちに剣道を教えている時が一番楽しそうでした。ただし、全くのボランティアでした(年金で生活できた幸福な世代ですから)。生き甲斐は少しでも収入を得ることが長続きの秘訣だと思います。定年を迎えた私の道場生が前橋市内で合気道を教えています。群馬での合気道の普及はこれからだと思います。里見道場の人は頑張ってください。