人は息を吐いて生まれ息を引き取り
(吸い)死ぬ。各運動には独特の呼吸法が存在します。多人数がけが必要である合気道にも独特の呼吸法が必要ですが、その人のレベルで違いが出てきます。座取りでの合気道、一対一の合気道、一対多では呼吸の方法は変ります。共通するのは最初に動く時に息を吐ききってから動き出すと息が苦しくなりにくくなります。それは吐ききった後に多くの酸素が吸収できるためと思います。また、あせらずに淡々と体を動かすことでリキミが起こらないので疲労も少なくなります。その人に合った呼吸方法を工夫するのが良いと思います。タイミングの呼吸を武道では拍子と言います。たいてい一二の三のタイミングで技を成立させます。一は崩し、二は技掛け、三は決めと私は考えています。