
転身とは多数の攻撃に対して四方八方十六方に向きを変えて対応するための身体動作です。四方切り、八方切りはその練習方法です。なぜ四方切りの練習をするのか、ほとんどの道場、練習会場(公共施設)では木刀すら忘れられていますが、野戦武道である合気道においては、自由自在に多敵に対応するためには転身の稽古が必要になります。転換とは転身の一部にすぎません。里見道場では半転換、全転換の二種の稽古をおこなっています。※(例)片手取りで取りが全転換したときに受けが取りの下にわざともぐりこむように指導をしているようですが、理にかなっていないことはいずれ、道場生が疑問を感じたときに(離)に移行していきますので、正しい理合いを指導することを心がける必要があります。