撞木足④ | 合気道弘道館里見道場
七転び八起きの高崎ダルマ 下の場の部分を重くしています。倒れてもすぐに起きます。
人は動いている時は無意識にバランスを取っています。たとえば牛乳瓶の牛乳を飲むときは無意識にあいている手を腰に当てている人が多い。これはバランスを取っているためです。合気道においてもバランスは大切です。大きく足が開いた場合は即座に通常の足幅に戻します。これを武道では継ぎ足と表現しています。常に中心の軸を保つことが芸事では重要です。足の向きは古武道では安定感と中心軸を発揮するためには撞木足でなければなりません。撞木足は前足45度、後ろ足45度のあしで高いところを歩くとび職の人達の歩行に使われています。
