安中市内の寺にある井伊直政の正妻の墓です。昨日の祝賀会で安中の人は知りませんでした。残念………



撞木〔しゅもく〕足とは古武術の足の構えです。古武道の多くはこの構えです。剣道の構えは前に出やすく、すり足で、前に跳びやすいように足先は揃っていますが、撞木の足は前足のつま先は前ですが、木から伸びた枝のように後ろ足は開き気味〔丁字〕になります、そしてこれによって重心を臍下丹田と足に下げます。撞木の足は下半身や足に重心を落としてしまうため、足が地面にいついてしまい うまく体は動かなくなってしまい、間違っている構えに思えますが、つま先に重心をかけ軽やかに動くやり方は重い得物を持たないで動くボクシング的なスポーツの考えであり、古武道では重い得物(槍や刀、武具を身にまとう)を持って動かなければならないためこの足になります。もとは古武道の合気道は素手を中心とした武道なのでこの足なのはこういった流れから成立しているからです。俊敏には動けませんがこの足で無いと合気は発揮できません。前から押されても瞬時に体重をかけることが出来ますし、気が上に上がることもありません。他にも色々な利点があります。