柳生心眼流柔術は大太刀の稽古は呼吸力と丹田の開発に重点をおき、気力を充実させ一気呵成に攻撃する組立ちの形が伝わっており、大太刀「大太刀は刃渡り約1メートル以上で操方もことなる」の操法を修行するほか、同時に丹田を充実させ、そして、一気に爆発させる稽古をおこなっている。合気道においても、この丹田の充実と丹田〔臍下6センチの所にあるとされる、人間の生命力をつかさどるものが下丹田、上丹田は眉の間の奥にあると言われる〕を通しての力の伝達等、共通点が多く見受けられる。