公共施設で稽古をしている場合、稽古ができない状態が続いていると思います。私の道場でも稽古を自粛しています。公共施設で稽古をしている人に聞くと道場は怖い、危険、料金が高いと思う人もいるようです。「今回の長い稽古休暇は自分の姿勢、考えをリニューアルする良い機会です。再出発となる稽古は気持ちの切り替えとともに環境(稽古場所)を変える機会です。また、合気道を習っていたけれど色々な理由で辞めてしまった、思っていた合気道と違うのでやめたいと思っている人、しかし、まだ合気道に未練があるならばもったいないと思います。 大学時代に合気道を経験して二十五年後に稽古を再開した人もいます。三年後に再開した人もいます。七十過ぎて始めた人もいます。他の道場から来た人、いろいろな人が里見道場には集まっています。今からでもおそくありません。体が動く限り長く続けるためのチャンスと考えて適当な稽古場所を見つけて再挑戦するのも一考です。

