つかませる稽古、殴らせる稽古 | 合気道弘道館里見道場
植芝開祖の時代の稽古は三段までは掴まれた時の対処方法の稽古が中心で四段から掴ませる流れの稽古になったと聞いたことがあります。現在多くの道場で行われている稽古は手首、腕等を差し出して掴ませる(追いかけさせる)方法が多いように感じます。受けが柔軟に追いかければ楽しい合気道が成立しますので、道場生を増やすには良い方法だと思いますが、護身術として、鍛練法として考えると疑問が残ります。私は掴まれる稽古と掴ませる稽古、殴らせその腕を止める稽古の指導しています。
