目配りから気配(きくばり)り | 合気道弘道館里見道場
稽古において、受けに対する目配りと気配りは大切なことです。ではどこを見(観)たらよいのか、どこに気を遣ったらよいのかというとどこも見ないほうが良い、倒そうと思わないほうが良い、いやな思いをさせないほうが良い結果を生みます。相手の目を見るな、掴まれているところを見るな、手元を見るなということ。相手が息を吸いこんだところを責めろという指導者もいますが相手の口元に意識がいくと心と体が停止して隙を与えるのでよくないことです。相手に接してから目を閉じて技をかけると意外と上手くいきます。それは目配りから気配(きくばり)りに移行するからだと思われます
