禅宗では四角は生・老・病・死、つまりこの世の苦しみを表現するそうです。丸はそこから悟りの境地に至ると丸になるそうです。人間も角が取れて丸くなった人をできた人と表現します。四角から丸に至る道はいろいろな道があると言われています。この方法論は寺にこもれば良いと私は思いません。修行僧が一日中何をしているのか解りませんが世の中の人のために役立っているのなら素晴らしい修行道だと思います。合気道の人達は昼間は人のため、自分のため、家族のために働き、夜は自分のために合気道の稽古に励み、自分を見つめることはバランスのとれた良い人生修業だと思います。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」私は威張る人、怒る人、怒鳴る人は大嫌いです。