本物の合気道には年齢を重ねるごとに強くなる魅力がありのす。試合のあるスポーツは年齢を重ねるごとに弱くなり引退します。昔の達人の逸話が残っていますが、古武道の達人は老人になっても強い。合気道の植芝盛平翁や柔道の三船十段は良く聞く人ですが私の祖父が入門し体験した大日本武徳会での高野佐三郎範士や持田範士などは本当に強かったと父に話していたそうです。どうして神がかった身体能力を発揮できたのか?それが古武道の魅力であり秘密です。形骸化した合気道では理解できない人が多いと思います。人より抜きんでるためには他人より稽古をするだけではなく他人と違うところを鍛えることで差がでます。鍛えるところは腕力を中心に重いものを担ぐトレーニングジムでは無いことは確かです。ジムでの筋力増強は見た目が変化して満足できます。古武道は鍛練、丹練なので地味ですが老いてもバケモノのような達人が生じる可能性があるようです。試合の無い合気道にはその可能性があるようなので頑張りましょう