高崎出身の剣豪で寺田五郎右衛門宗有という人がいます。一刀流の中西道場に入門、竹刀剣道をきらい、平常無敵流に入門し印可をえたが、藩主の命令で中西道場に戻った。組立ちの研究のほかに、白隠禅師の遺著を熟読、小田切一雲、金子夢幻の残した教えを研究し、心身を磨いた、また白隠禅師の系統の東嶺和尚のもとで修行し、断食し、水を浴びる修行を続けた結果、突然開悟し、これを禅師に告げると感嘆して禅の印可を与え「貴殿の修行が天真に通じたのです」と言ったので一刀流天真道と名付けました。
高崎出身の剣豪で寺田五郎右衛門宗有という人がいます。一刀流の中西道場に入門、竹刀剣道をきらい、平常無敵流に入門し印可をえたが、藩主の命令で中西道場に戻った。組立ちの研究のほかに、白隠禅師の遺著を熟読、小田切一雲、金子夢幻の残した教えを研究し、心身を磨いた、また白隠禅師の系統の東嶺和尚のもとで修行し、断食し、水を浴びる修行を続けた結果、突然開悟し、これを禅師に告げると感嘆して禅の印可を与え「貴殿の修行が天真に通じたのです」と言ったので一刀流天真道と名付けました。