カンブリア宮殿という番組で「見て覚える、はもう古い」西洋と和食料理の作り方の説明の違いは西洋料理のレシピは数字や温度を具体的な理論で説明し「料理とは理を料学する」であるのに対して、和食の作り方は具体的とは言えない曖昧な表現に終始しているとのこと。これは料理に限らない、日本の伝統技術や芸能、合気道にも当てはまる。合気道の技を科学的、論理的に説明できれば達人になる近道となるが、伝言ゲーム、見て覚えるに終始していては難しい。科学的、論理的な説明無しに「奥が深い」だけでは。進歩は遅々として進まない。科学的、論理的に説明できる指導者の育成が求められていると感じます。