娘の勤務しているところで合気道道場の娘であることを知り、生徒に合気道なんかインチキだ「触らずに倒せるわけがない」と罵声を浴びてしまったとのこと。おそらく親の意見がそのまま反映されたのだと思う。触れずに倒す有名な元合気道の人のところにかなり前ですが道場生が通ってみたけれども倒されるのはいつも同じ人で、自分は倒されることはなかったとのこと。合気会の師範で触れずに倒す人がいたが、確かに面白いが最近はその演武はやらなくなったようだ。私がお世話になった人の話では植芝開祖が存命中に触れずに倒すのを見たことは無かったとのこと。いつの頃からか「触れずに倒すのが合気道」という迷信が一般の人に広まったのかは解りませんが、地に足の着いている、常に相手に触れていなければ技は成立しないことが合気道だと私は考えています。受けが無我夢中で取りの腕を追いかけていればいずれは倒れることになると思いますが、解る人が見ると「?」となります。