たとえば、脂(あぶら)と油(あぶら)同じあぶらでも体に良い油と悪い油がある。漢字はそれを教えてくれます。旨いは匕首(あいくち・小刀)を月は体を表すから害がある脂を毎日自分の体に向けている状態を表現している。さんずいに由(よし)は体に良い油ということを表している。武術で一番単純な方法は単刀直入、つまりのどに向けて短刀を直接差し込むこと(元の意味は単身で多勢の敵に向かって飛び込むことや一人で城に飛び込む無鉄砲な行動の意味ですが)。回りくどい説明をやめて単刀直入に説明せよという言葉はここから生まれている。武道の言葉で、たとえば目についての一部だけでも 目配り 心眼 目いっぱい 面と向かう 盲点 見切る 死角に入る 見よう見まね、見習い等参考になる言葉はたくさんある。