高崎市内には観光地が少ないと言う人が多い、高崎市も海外の人を呼び込もうと暗中模索のようだ。会津の白虎隊の話は生き残りの一人の話から始まって、今では人が集まる観光地になっている。作り話とは言わないが多くの観光地には物語(ほとんど作り話に近い)がある。高崎市八幡町周辺は清和源氏のゆかりの地、八幡町にある八幡神社は今は昔の面影はないが、鶴岡八幡より格が上だとか。八幡太郎源義家も東征はここから、そのゆかりで新田源義貞も第二の出発地(鎌倉攻め 1333年)がこの八幡神社出陣にこだわりました。こんな大切な由来も高崎市の人はだれも知らない。先日、海外の観光客が里見道場で合気道体験ができたら観光になるというアイディアがあって道場見学に来た。道場内は忍者や武士がすきな外国人向けに鎧(等身大の鎌倉期鎧)や刀、薙刀、槍、弓(江戸期以前)刺すまた、袖がらみ等博物館になっている(外庭は群馬の名石の三波石多数)ので見どころもある。道衣(袴も穿かせて)武術体験、記念写真も喜ぶかもしれない。体験型の観光なら受けるかもしれない。海外の人は清和源氏の嫡流のすごさを説明してもおそらくわからないので、なんちゃって武士体験が良いのかもしれない。実現すると面白い。
伝里見源時義 鎧(よろい)写


伝里見源時義 鎧(よろい)写