青サギ


最近のスポーツ界で起きている事件は「新旧指導者」の軋轢から来ているように思われる。レスリング界、体操界、ボクシング界他も頭の固い古い指導者が早く引退することが一番良い結果を生むが、若い人たちが古い指導者から離れて新しい指導者に移籍することが、古い指導者には理解できていないし、それを阻止しようとする。離れる時点で引き際であることを周囲が勧告すべきであるが、これではだめだと判った若い選手が離れていく理由が理解できたとしても、それまでのその人の実績がそれを許さない。古い自分が変われるなら、若い選手は戻ってくる。しかし、頭と体に染みついた古い体質はどうにもならない。これは合気道も含めて全てに言える教訓と言える。