道場長プロフィール① | スタジオリン~合気道、ヨーガ、リズムダンス 八王子

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八王子の合気道道場「スタジオ リン」で日々指導をしている三代川道場長。
今では合気道を指導する立場にありますが、合気道との出会い、そして現在に至るまでは一体どんなものだったのでしょうか?その原点に迫りました。

※インタビュアー 根木 俊一(法政大学合気道部OB 三代川道場長の後輩にあたる)




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●合気道を始めたきっかけは、一度逃げ出した悔しい思いを払拭するため

根木「三代川先輩は現在八王子でスタジオ リンという道場を開いて合気道の指導をしているわけですが、合気道を始めたきっかけは何だったんですか?」


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三代川「合気道を始めたのは大学生の時ですね。入部する時は、合気道に対して特別な思い入れがあったわけではなく、何かしら武道をやってみたいなと思ってたんです。ただ、『袴がはける武道がいい!』というこだわりをなぜか持っていて、『それなら弓道か合気道だな』と思っていたんです(笑)」


根木「袴にこだわりがあったんですか!?また面白いきっかけですね!合気道を始めるのは大学からという人が多いですが、先輩も大学から合気道を始められたんですね。先輩は中学とか高校の時に何か運動の経験はあったんですか?」


三代川「中学の時に剣道をやっていました。でも入部して一年で辞めてしまったんです」


根木「そうだったんですか!?やっぱり厳しかったんですか?」


三代川「それもあったんですが、何となく顧問の先生と相性が合わなくて・・・それで辞めた後にとても後悔しました。何だか逃げ出したみたいで、すごく惨めで悔しい思いをしたんです。だから、合気道部に入った時は『何が何でも4年間続けてやろう!!』って意気込みで入ったんです」


根木「なるほど~。そんな経緯があったわけですか。大学の合気道部では主将も務められているわけですし、これだけの強い想いがあれば1年の頃から頭角を現してたんではないですか?」


三代川「いや、それがそうでもないんですよ」


根木「え?!違うんですか?」


三代川「合気道部に入部した頃、体力には全然自信がありませんでした。他に入部した連中はみんな、高校時代に硬式野球とかラグビーとか経験してる奴らばっかりで、めちゃくちゃ体力があるんですね。僕はと言うと、中学の頃に剣道を辞めてから一切運動してないですからね。それはもう、体力には歴然の差がありましたよ(笑)」


根木「そうだったんですか。でも、それでよくあの荒稽古で有名な法政大学の合気道部に入ろうと思いましたね!」


三代川「それは入部する時は幹部の先輩たちから甘い言葉をかけられるんですよ(笑)『授業優先だよ』、とか『初心者でもできるよ』とか。根木君の頃も当然そういうのあったでしょ?(笑)」


根木「・・・ありましたね(笑)まぁ、『厳しい部活だよ』と言ったら誰も入部してくれないですもんね。そういう暗黙の了解みたいなのは、運動系の部活はありますよね。それじゃあ、一年の時は稽古についていくのもやっとだったと?」


三代川「そうですね。いつも稽古ではヒーヒーハーハー言ってましたよ。ただ、中学時代に一度逃げてしまったんで、『どんな形であれ4年間は絶対続けるぞ!』と思ってましたから、辞めたいと思ったことは一度もなかったですね」


根木「いや~、僕も先輩とは結構長くお付き合いさせてもらいましたが、意外な一面を拝見させてもらいました!」

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意外なきっかけから合気道を始めた三代川道場長。
次回は、そんな体力がなかった三代川道場長が、どうやって大学の合気道部の厳しい稽古を克服したのか?その真相に迫ります!


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