高島忠夫死去ニュースに関連して、新東宝について書いたから、萩原健一に関連することも書いておこう。

萩原健一が出ている映画を何本かみている、のだけれど。
ど~~も記憶が薄いものばかりで。さっきから筆が進まない。

『青春の蹉跌』(’74)は、観た、と思う程度。監督、神代辰巳。脚本、長谷川和彦。
『アフリカの光』(’75)は観た記憶ある。丸山健二の小説を読んでいて、これの映画監督がどうして神代辰巳なんだ・・?と不思議でならなかった、ことがある。助監督に長谷川和彦。

『鴎よ きらめく海をみたかめぐり会い』(’75)。これも観た記憶ある程度。ましてや萩原健一が出ていた記憶は全くない。
『影武者』(’80)も然り。
『誘拐報道』(’82)は、けっこう記憶ある。
伊藤俊也監督だし、何より、主題歌が良かった。(作詞谷川俊太郎)
『瀬降り物語』(’85)も、覚えている。サンカ(この語は官憲差別用語との説あり)の物語ということでもあって。
『南へ走れ海の道を』(’86)は、萩原健一が出ていたかすら記憶にない。

こんな具合なのだ。
まずおそらく、私が都会で一人暮らしをしていた時期に映画館で観たものばかりと言えて、記憶が薄いのもそのせいと思われるのだけれど。だとしたら、松田優作は・・?
松田優作と比べてみると、記憶に残っている映画は松田優作の方のが明らかに強い。これは、私にとっての映画俳優として、松田優作のが優れていると言っていい、ことになるかもしれない。
単純に比較できることではないと思うけど。

1986年以後で、みたことがある萩原健一出演映画はない。
『居酒屋ゆうれい』(’94)はみたいと思っている。