癌になるかもしれない。
とは、ずっと考えていた
私の父は52歳で亡くなってる。
胃癌と肝臓癌だった
そして私も その兆候は何年も前からあった。
気のせいだ。
と、思い込もうとしながら
手術する前年の9月、お腹が痛くて歩けなくなった。
最初は胃 かな?と思い
胃腸科に行き、胃カメラの予約をした。
胃はなんともなく
触診をされたら
下腹部近くに激痛がした
産婦人科に行くように言われた
……そこまで行くのに1ヶ月半かかった
その間お腹の激痛を抱えていた
その日も真っ直ぐ立っていられなかった
最終の……予約してなかったので…
診察で99%癌だ。と言われた。
帰りの電車の中で泣きそうだった
11月に日赤に行き
すぐに手術が必要だ
と言われた
でも、空いてない
お正月にするしかない
と、言われた
1月2日に入院した
担当の看護師さんは若い女の子だった
入院患者さんも看護師さんも少なかった
「本当なら仕事初めは5日ですからねっ!」
と、強い口調で言われた
手術の日
歩いて手術室に行った
不安だった
でも
誰にも言えない
母と姉と旦那が居てくれたけど
手術が終わって
手術室から病室のベッドに乗せられ
出てきた
娘と姉が泣いてた
「大丈夫だよ」
強がり
本当は一番私が泣きたかった
辛い