すみれの子供たちのパパは1歳の詠太だが、この子は実に優しい。
小さすぎてうちに残ることになった長女の「グミ」ちゃん(只今生後50日640g)が他の兄妹、特にお兄ちゃんにいじめられるので、一時的に詠太に預けてみた。
すると自分のおもちゃを持ってきて遊ばせ始めたではないか。
ふつう夢中になると、つい強く遊び過ぎてしまうのだが、詠太はそっと遊んであげている。
グミちゃんがうまくおもちゃに噛みつくことが出来ると、負けたふりして自分は口から離し、少しするとそっと奪って目の前で見せてまた誘う。
たいしたもんだ。
すごく可愛がっている。
他の子に対してもやるのか試しに他の2頭も詠太と遊ばせてみた。
次女のことは一応「かわいい」と思ったようだがおもちゃは貸さなかった。
長男に至ってはおもちゃに近づいただけで「うーっ」と遠ざける。
そこにグミちゃんが来ると、目を細めておもちゃを顔の前に置いた。
えーっ、犬もそんなに好き嫌いがはっきりしてるの???
≪出版レポート≫
ただ今一回目の校正中です。
絵やセリフなどすごく書き直しました。
特に前半はまだ絵が拙く、10話以上はほとんどリニューアル。
パソコンで描いているので設定をやり直したり、解像度を変えなければならなかったりと、アナログでは起こらないトラブルも多いです。
一番悩まされたのは80話以上あるエピソードをページの都合で20話以上カットしなければならなかったこと。
描きおろしも加え、何とか内容は決定しましたが、おかげでもう一つ夢が出来ました。
「アミはアミなの!」が売れて、「完全版」を出す日が来ること!
私にとってはどのエピソードも我が子のようで捨てがたいので、いつか日の目を見るといいなぁ。