5週連続の東京競馬場でのGⅠ開催も今週で最後。今週は古馬マイル王決定戦の安田記念が行われます。近年は1番人気が負け続けているため配当的な妙味も見込めるレースです。

 

前走レースでマイラーズカップからの参戦は不信。以前は京王杯で好走したにもかかわらず安田記念で人気のあまり出なかった馬が発奮して上位入線するケースは見られたが近年になると少なくなっていました。このあたりは外厩から上手く仕上げられるようになったことが影響しているのかも。そのため前走G1レースから直行してくる馬を中心に考えたいところ。

 

芝マイル戦で結果を残している馬(2勝以上もしくは芝マイルGⅠ馬)に関しては1分31秒台の持ちタイムを持ってい馬から選びたい。

 

前5ハロンが56秒台から57秒前半で超ハイペースではなく平均から平均よりやや早い程度だが、レースの上がり3ハロンがおおよそ34秒を切きることもあります。そのため、上位の馬の上がり3ハロンは大半が33秒台前半で一部の馬は32秒台の脚を使っている。馬場の改修が多少なりとも関連しているのではと推測するが、あまり切れる脚のない馬は近年の安田記念では馬券に絡みづらいのかもしれません。

 

そして、枠順だが、2、5、7枠が好結果で頭ひとつリードしている。先週のダービーは2枠で穴馬が好走しましたが、安田記念でも注目してみる価値はありそうですね。

 

今年のメンバーを見ると鉄板イメージはないですね。データ相性が良いのは上がり馬イルーシヴパンサーでした。ただ、相手は強化されるので安心感には欠けるところ。実績ではシュネルマイスターですが今回も買える馬には違いないですね。

 

牝馬の連対率が良いので安定感のあるファインルージュから買うのも面白そう。上がり馬と実績馬が入れ混じる今回も好配当が飛び出す可能性は十分にありそうですよ。