以下、サモンナイト3、イスラルートのネタバレあり。

ネタバレありっていうか、ただの会話文記録です。




アズリア「そうまでして叶えたいお前の願いとはなんなんだ」

イスラ「姉さんにはわからないよ。でも、いいんだ、わかってもらえないのなら、わからないままそのままで…最後まで走ればいい。だってもう終着駅はすぐ目の前まで迫ってきてるんだし…」

イスラ「アティ、なにがあっても僕はお前を認めないッ!

お前の語る言葉なんて信じたりしないッ!!

さしのべる手は全部はねのけてやるッ!

どうして…ッ!?

もう一人の適格者がお前みたいな偽善者がなったんだよッ!!

お前でさえなかったら僕はこんな苦しみを味わうこともなかったのに…。」

 同じカタチ、同じ輝き。

アティ (ああ…つまりそれは、私たちが)

イスラ「終わらせてやる。僕の願いを叶える方法なんてこれ以外残されていないんだ。」

イスラ「道化芝居であろうとも語句が生きてきた日々を君に否定される筋合いはないんだ…」

アティ「遺跡の力を手に入れるなんて、本当はあなたにとってどうでもいいことなんでしょう?」

イスラ「…っ」

アティ(カイルに)「私とイスラはきっと同じ形と輝きをもった魂の表と裏でしかないんだもの…」

イスラ「はは、あはは…なにを言い出すかと思ったら…。不愉快だよ!なんでぼくがお前のような偽善者と一緒にされるんだよッ!」

アティ「同じでしょう?」

イスラ「本音を隠すために笑いの仮面をかぶっているとこまでそっくり…。

貴方の目的が本当に遺跡の力だったのならシャルトスが砕け散ったあの時、一気に目的を果たせたはずです。なのに、貴方はそれをしようとしなかった。

それどころか…わざと私の正面に姿を現して正面から戦うことになるように仕向けてきた。

それはなぜなの?」

イスラ「僕の望みは好き放題振る舞える力でも人並みに暮らせる肉体でもない…ずっとずっとベッドの中にいた時から願い続けてきたことは一つだけ。

僕がこの世界から消えてなくなってしまえばいいってことだけなんだよッ!

…だってさあ、そうだろう?

本来の僕は誰かの手を借りなくちゃ一日を無事に過ごすことも出来ないんだよ?

成長する分だけ赤ん坊の方がマシだよね、なにしろ僕は永遠にこのままだからね!

あははっ」

「消えてしまいたかった。

他人に迷惑をかけながら生きている自分。

何の役にも立たない出来そこないの自分。

もうイヤなんだッ!僕のせいでだれかにつらい思いや迷惑をかけるのは…ッ。

それくらいだったら僕は僕を殺したい!そう思って幾度も試してやったさ!

でもね…ダメだったよ…血を流しても毒を飲んでも苦しいだけでその先にはたどりつけないんだよ。」

ファリエル「病魔の呪いの目的は断末魔の苦しみを永遠に繰り返し与えることなんです…」

アルディラ「当然自殺も出来ない。死んでしまえば呪いの意味がなくなってしまうから…」

イスラ「だから僕は考えたよ、どうすれば楽になることができるのか。

考えて考え続けて。

そんな僕の前にあの男は現れたんだ。薄闇の中からにじみでるように…。

無色の使徒となって帝国軍の機密をさぐるなら自分の足で歩く自由を与えてやろう、とね。」

「そう言われて断れる人間が、本当にいると思うのか!?

実際にあの苦しみを味わったことのないヤツには、わかるはずないんだっ!

行きたいところに自分の足で行ける自由…食べたいものを食べて死の発作にもおびえず、ぐっすりと眠ることが出来る自由…君たちにしてみれば当たり前であることが僕にとっては全部幸せだったんだ!

だけど…代わりに失われてしまったものだって大きかった…無色の手先となってしまった僕は姉さん達をずっと騙し続けていたんだからね。

ばれてしまうことが本当にこわかった。

だから、僕はまた死ぬための方法を探そうと思ったんだ。そして…」

アルディラ「封印の剣の力を利用することを考えたわけね。」

イスラ「すさまじい力を持つ魔剣だったら呪いを打ち破って絶対に死ねると思ったんだ。

自ら剣の奪還に志願した僕は海賊たちの隙をつき剣を手に入れたんだ。

でも皮肉だったのは剣が意思を持っていて使い手の命を守ろうとするって事実さ。

あはははは…っ、つまり、僕はますます死ねない身体になっしまったワケさ!

必死に考えたよ。どうすれば死ねるか、海を漂いながら……何日も…アティ、君と出会ったことで答えが見つかったんだ。

キルスレスは言ったよ。適格者は一人でいい、戦ってシャルトスを壊してしまえ、って。

剣と剣との戦いならば適格者の命を奪ってしまうことも不可能じゃないってね!!

そうだよッ!僕は最初から…君に殺してもらおうと思って思ってたんだッ!

なのに…何なんだよ…君とは、戦いたくないなんてさあ…。

戦ってくれなきゃあ!

殺してくれなきゃ!

僕は、死ねないじゃないかよオ!」

アティ「だから…あなたは…」

イスラ「ああ、そうだよ!その通りだとも!

わざと君を裏切ったし憎まれるようなことを口にして君のことを挑発したんだッ!

姉さんのことだってそうさ…ああやって裏切ればきっと。

僕を憎むって思ったんだよッ!

徹底的に嫌われれば僕が死んだところで姉さんは泣かなくてすむじゃないか!」

アズリア「な…!?」

イスラ「なのに…っ、なのにさあ…っ」(イスラ、泣く。以下、ずっと泣いている。)

「アティッ!どうして君は僕を殺してくれないんだよオォッ!イヤなんだよ… 僕のせいで周りのみんなを辛い目にあわせるのは…姉さんだって僕さえまともなら軍人になんて…きっと。」

「お願いします…その剣で、僕を殺して!殺して、ください!お願いだから…」

なんか、ようやくわかりました。

主人公があんなに偽善者(に見えるような性格)に性格設定されてるわけとか、イスラのセリフが楽しそうだし快楽殺人者みたいですらあるのに、微妙になんか…演技が上手くない感じだったのとか。そうか…鈴村さんの演技が上手いから上手くない感じだったのか…って駄目じゃん。

イスラルート見てなかったらそんなこと誰もわかんないよ。

イスラが言う「お前さえいなければ」「お前を負かすまで何度だって戦ってやる」には、そういう思いが込められていたなんて、わからない。

「わかりあえない」「逃げてお前達を殺しにきてやる」「僕を殺さない限り」…全部、全部、自分をシャルトスで殺して欲しいからだったなんて。

そんなこと、察することなんて。

アズリアがイスラをわかってあげないのも、一周目では誰も、主人公さえイスラを見ないのもは、見てしまったらイスラルート外でもこの話を語らないといけないわけで。

そうなるとあっさりオルドレイクに殺されては後味が悪すぎるわけで。

死ぬことだけを望んでいたイスラだからこそ、オルドレイクにだけは殺されたくないハズなんだから。

サモナイ3は2周目以降に真実をもってきすぎだよね…。

基本1周プレイの人だって多分多い、よ?

ていうか、1周目で違和感を「作りこみが甘い」んだと思ってやる気無くす人多いと思う。

このルートの存在を知らないサモンナイト3プレイヤーは何人いるんだろう。

きっと、私も攻略本を持ってなかったら、イスラルートの存在を知らなかったら、2周目なんてやらなかったよ…。