ワリス・ディリーというトップモデルのお話。
ソマリアの遊牧民だった彼女。13才の時に、お金のために老人と結婚させられそうになり、一人砂漠を歩いて都市に住んでいる祖母の元へたどり着きます。
その後、ロンドンにわたり、たまたま、バイト中に声をかけてきたのが、有名なカメラマン。
そこから、彼女のサクセスストーリーは始まるわけです
実はここまでは、先日、アンビリーバボーでやっていたので、知ってました。
この続きが衝撃的。
アフリカには、伝統的に女子割礼というものがあるそうです。
3才~10才くらいのまだ幼い少女の性器を切り取ってしまうのだそうです。
それも、医者ではなく、長老が行ったりするので、感染症を起こし亡くなってしまったり、排尿がしにくくなったり、出産の時に子供が出にくくなって亡くなってしまう女性が多いそうなんです。
絶頂期のワリスは、雑誌のインタビューで「人生が変わった瞬間」を聞かれ、5才のこの時と答えました。
それ以来、国連などでFGM(女性性器切除)の廃止を訴え続けています。
私はこの事実をまったく知らず、かなりの衝撃を受けました。
現在でも、このFGMを行っている国がアフリカ、中東を中心にたくさんあるのです。映画では、毎日6000人の少女がうけていると
ワリスの呼び掛けで2007年頃からケニア・中央アフリカなど14ヵ国がFGMを法律上廃止するようになりました。
しかし、FGMを受けていない女性は汚らわしいという伝統が根強く、なかなか、根絶までは時間がかかりそうです。
やっぱり、人間は産まれたままの姿がいいと私も思うのよね。
この映画を見て、すっかりワリスさんの虜に
がかわいいですよね。
彼女の写真集とかないのかなぁ。