私の実家は無宗教です。

 

お正月には神社のお参りし、

お宮参りにはお寺へ

クリスマスの祝い

大晦日には除夜の鐘をつきに行く。

 

そんな日本にはありふれた家庭です。

 

そんな実家の裏ボスである母は、

医療ものが大好きです。

 

医療ものの漫画はよく読んでいるし

医療もののドラマも欠かさず見ています。

 

そんな母が

まだ体外受精などがメジャーではなかった頃

体外受精か臓器移植の話題が出たときに

ポツリと

 

「神様の領域に手を出して…」

 

と言ったことを

今でもはっきりと覚えています。

 

なので、

体外受精を始める前は

少し、母に話すのをためらう

気持ちもありました。

 

ですが、

私の不妊治療の進みが

決してスムーズとは言えない

この状態を見て

 

「やっぱり神様の領域だね。

 そんなに簡単には行かないんだね」

 

としみじみと言っていました。

 

私も不妊治療を始めれば

上手くいくと思っていたのですが

 

ホントに人間の出来る事には

限界があるのだと感じています。

 

とわ言え、

今はこれにすがるしかありません。

 

という事で、

10月3日より10日後に

10月13日。

 

採卵した卵子の結果をための受診日です。

結果としては

1個の卵子が

無事に育ってくれました

 

たった1個と

お思いでしょうが、

1個でもあれば希望があります。

 

1個も育たなかった

と聞かされた時の絶望

 

1個育ったという事実に

歓喜の歌を歌い散らかさん勢いでした。

 

今度は

2回目の胚移植です。