そこで目を付けたのがクレーンの資格。
工場では頻繁に使われる資格だから。
職業訓練中に玉掛と天井クレーンの資格を取得。
ちなみに職業訓練校では、資格取得の為に学校を休んでも失業手当は貰える。
学校は欠席扱いだけれど、失業保険を貰う正当な理由になるようだ。
学校は総出席の20%以上休むと退学になり、失業保険の給付もストップになる。
だから、ギリギリまでこの制度を活用する為に、訓練校以外でも資格を取るのが良い。
天井クレーンの技能講習は、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーを大きくしたような感じで
楽しかったので、欲が出て国家資格の移動式クレーンの資格を取得。
どうせ取るならデカい方。街で見かけるあの大きなクレーン。
あれを操作出来たらカッコいいよね。
普通の規模の工事現場では大体1基しかないし、とても大きな重機だからみんなが注目する。
野球でいうピッチャー位注目する。工事現場の花形だ。
大きな機械で重い荷を吊り上げるのだから、知識と技能を一定の水準までもっていかないと合格しない。
自動車を運転するために必要な免許と同じで、クレーンを操作するのにも免許が必要になる。
技能講習は6日間。最終日に卒検がある。自動車学校と同じ仕組みだ。