親を思う | 俺はおやじだ!文句あっか?!

親を思う

「親にありがとう」と心の底から言ったことが、何回ありますか?
それは、どんな時ですか?


私にも子供が2人います。

いろいろ思い考えることが多いです。



「親孝行 したいときには親はなし」と、昔からよく言われてきましたが・・・。

私には、既に父親が亡くなっておりません。

残されたのは母親のみです。

親として、子として、大切なものを見失っていることはないのかと思うことが多いです。



「親思う 心にまさる親心 今日のおとずれ何ときくらん」

これは、吉田松陰の有名な辞世ですね。

その昔・・・信念を貫いた本人に悔いはないが、息子の死の知らせを聞いたら、親はどう思うだろうか。子供は親のことをすぐ忘れて突っ走るが、親は常に子供を案じている。松陰の胸にも、込み上げてくるものがあったのでしょう。
私達が親を思う以上に、親はやはり私達子供のことを深く思っているという何度読んでも泣けますな!


「たはむれに母を背負ひてそのあまり 軽きに泣きて三歩あゆまず」

母を背負ったら、思いのほか軽かった。こんなにやせ細るまで苦労をかけた。年老いていく母のことを心にかけて、石川啄木が22歳の時に詠んだ短歌ですね。


某新聞の記事より、

「鮭が子孫を残すために、遠い海の彼方から川に帰って来る。卵を産めば生命が尽きるのに、あえて千里を遠しとせず故郷の川に帰る。
生物の中には、自分を犠牲にしても子孫を残したいという遺伝子がある。
こういう母の心があるから、あらゆる生命は今まで生き続けることができたのです。そのような母心を私は道徳の根源であると考えます。」


「諸人よ 思い知れかし己が身の 誕生の日は母苦難の日」

もう一度、謝らなくてはいけない人がいます・・・。

そして、ありがとう。と言いたいです。