南あわじ市在住
フルート・オカリナ奏者の森田愛華です
「チ。」というアニメにハマってます。
天動説が信仰されていた時代
弾圧されながらも真理(地動説)を追い求める内容で、これが面白い。
地動説なんて噂話にするだけでも命が危うくて、異端審問官に見つかったら連行されて、、されちゃうような重罪。
だから天動説を疑うなんて愚かだし、地動説なんて証明したところで何になるの?と大抵の人が思ってる。
このアニメの構成はちょっと特殊。
普通のアニメは最初から最後まで、1人の主人公の視点で語られる事がほとんどだと思うけど。
このアニメは主人公がどんどん変わる。
はじめの主人公は
死の恐怖を感じながらも 真理へのバトンを繋ぎ
次なる主人公は
突然託されたバトンに知的探究心と恐怖の間を揺れながらも真理を追う。
その次の主人公も全然違う境遇で。
1人の力ではなく、何人もの「知」によって地動説へ近づいてる。
それぞれのトラウマ、悪役がとんでもなくサイコパスだったり。
まだ半分くらいしか見れてないのですが(笑)
面白いし、勝手に励まされてもいる。
今、主に淡路島でやっている事は
チ。の主人公たちに近いと思う
こちら、天文ではなく文化で
命を奪われるような極端なものでもないけど。
オカリナ島プロジェクトでは
あわじ瓦のオカリナを文化にしようとしてる
文化をつくるって
カッコイイ感じですけど。
言うほど簡単では無い。
文化になるには
私が100歳まで生きても難しい。
むしろ私たちが居なくなったあとの世界に残ってこそ、文化になる。
だから次の世代に繋げる為に、子どもたちにオカリナに親しんでもらっている。
種まき、なんて言ってるけど。
花が咲くのを見たい、よりも強欲で(笑)
撒いた種が花を咲かせ、その花がまた新たな種を生み、その種がまた花開いて次の種になって。
繰り返して、はじめて文化になる。
そう、
まるで、チ。のような。
なんか、似てるなって思って
だから主人公たちの苦悩や戦いを見て
勝手に勇気もらってる笑。
地動説を命がけで求めた人たちに比べたらなんのその(どこと比べてんのよ)
文化を作るという人生のミッションを見つけたのだから、やり遂げたい。
文化にしたいと願うのは
このオカリナが、未来に残って欲しいから。
このオカリナを手にした全ての人が
故郷の誇りや親しみを感じてほしい。
淡路島の子どもたちは、大学や就職のタイミングで淡路島を出る。ことが多い
島に戻る子たちは、ご想像の通り、少ない。
社会に出れば、辛いことがたくさんある。
その時に、思い出して欲しい。
子どもの頃の楽しかった思い出
忘れられない経験は
きっと自分を助けるとおもう。
私自身が、そうだから。
音楽や楽器は、いつもそばに居て自分を支えてくれる。
この時間を財産にして欲しい。
オカリナを習う子どもの数だとか
上手であるかどうかなんてことではなくて
どれだけの人たちの心に残るか?
キレイな話ではあるけど、これが私が思う真理。
勇気がもらえるアニメです(笑)
良かったらみなさんも、見てね!
熱いところ、見せてみました。
私にはたくさんの方々のチカラが必要です。
これからもよろしくお願いします
今日から関東。
滞在が短く予定パツパツですが頑張ります
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