フルート・オカリナの森田愛華です爆  笑

 

今朝早く地震があったようですね(気づかなかった人)

 

結構大きくて長いこと揺れていたらしいですが、皆様怖い思いやお怪我はありませんでしたでしょうか?(私は寝ていて気付かなっかたほどなので、なんともないです)

 

最近、地震も目立ちますね。

用心して、いつでも逃げられる準備や避難場所を改めて確認しておきたいと思います(まず地震に気づけるようにならないと)

 

目が覚めないって、相当熟睡していたんでしょうね滝汗アセアセ

 

 

 

 

 

みなさんはフルートがいくらで買えるかご存じでしょうか?

 

もちろんピンキリなのですが。

 

高そう~ニヤニヤって思う方が多いと思います。

 

実際、高いです(笑)

 

ヴァイオリン程ではありませんが、楽器の中でも天井値の高い楽器だと思います。

 

音楽学生は基本的に総銀製以上の楽器を使っているので70万円以上、金のフルートは大体150万円以上で、車が買えるくらいのお値段のクラスを愛用している方もいたりします。

ちなみに、高い楽器だからっていい音がするかというと話は別だよってお話は別のブログで書いています⇒こちら

 

 

 

 

さすがに流通しているフルートで、Stradivariusレベルの「億フルート」はないです。

 

楽器というのは基本的に「高価なもの」ではありますが、フルートのエントリーモデル(初心者向き楽器)というのは大体7万円前後です。

 

「他にも教則本を買ったり、レッスンに通ったりするなら…最初に10万円近くかかるのか!」と思うと、気軽に始めるにはちょっとハードルがあるかなと思います。

 

そんな中、最近「1万円台のフルート」というのをネットでチラホラ見かけます。

 

「10万円かかると思ってたけど1万円ならすぐできそう!」

誰だってそう思いますよね。

 

ですが、結論から申し上げると、「1万円のフルート」はオススメしません。


私のブログに大した影響力はありませんが、ここで名指しで「このフルートはやめなさい」というのは良くないと思うので、「1万円のフルート」という言い方にとどめておきますね。

 

 

これは先日、実際にオンライン体験レッスンを受けて頂いた生徒さんのお話です。

 

フルートの経験や、対面レッスンを検討しているか(もしくは現在すでに対面レッスンを受けているか)をカウンセリングするのですが、お話を聞いているうちに「実は…」と買ったフルートが値段相応であったために、対面レッスンが難しくオンラインを検討したという経緯をお話してくださいました。

 

はっきり言って、粗悪な楽器で対面レッスンをするのは講師としても難しいです。初心者なら尚更です。

 

奏法のせいではなく「楽器のせいでうまくできない」というのは、講師でもどうしようもないし、楽器が粗悪なために正しい奏法が身につかなくなるというのは上達を妨げます。こればかりは言い切らせていただきます。

 

ただ、せっかく買った楽器ですし、すぐに別の楽器を買えるなら最初から1万円のフルートは選びにくいかなと、お気持ちを想像します。

 

私は1万円のフルートはおすすめしませんが、もちろん買うことを責める事はしません。

自分の身近に買おうとしている人がいるのなら全力で止めます。

 

 

「1万円のフルートを買おうと思う理由ランキング」があるならば、不動の第一は「はじめから高い楽器を買って続かなかったらどうしよう…」です。間違いなく、これです。

 

わかります。そう思いますよね、私もそう思います。

 

でも、楽器というのは値段相応です。

 

たとえ遊びで始める趣味だと言っても、出ない音があるということは穴の空いた雨傘と一緒です。

傘ほど簡単ではないので、自分で直して使うなんて殆ど無理だと思ってください。

 

エントリーモデル以上の楽器であれば、間違いなく上達できます。

出ない音があるなんて、絶対楽しくないです(笑)

 

どうか安すぎる楽器で悲しい思いをしたり、結局買いなおすことになって安物買いの銭失いにならないよう、楽器を買う際には気を付けて頂きたいです。

 

先程も申し上げましたが、決して「1万円のフルートを買った人が悪い」と言いたい訳ではありませんニコニコキラキラ

 

それに、私はこの世の全ての「1万円のフルート」を吹いたわけではないので、全部が全部悪いと言う気もないです。

 

ただ、オススメはしません。

 

今回、1万円のフルートで出ない音があると知った方は、対面レッスンの体験に行った際に先生が楽器に問題があると伝えてくれたようで、ガッカリされていました。

 

せっかく始めよう!と思ってフルートを手にしたのに、すごく残念ですよね。気持ちを考えると私もつらかったですえーん

 

でも、「楽器に問題がある」ということをきちんと知れた事は幸運だと思うんです。

 

ですから、出ない音は奏法ではなく楽器に問題があると割り切って、できる範囲で今ある楽器を楽しめばいいと伝えました。

 

1番怖くて残念なのは、楽器に不良がある事を知らずに上達できない⇒つまらなくなる⇒辞めてしまうといった負のスパイラルを生み出してしまう事だと思います。

 

今あるもので、できる範囲で楽器と仲良くなり、フルートが楽しめますようにニコニコラブラブ

 

また、できれば楽器を楽しむために、ぜひフルートの基本的な奏法はきちんとプロに学ぶことをオススメしますチョキ

 

今はオンラインで簡単にレッスンを受けられますから、ぜひ選択肢を沢山持って自分が一番楽しめる方法を選択してください。

 

これからフルートをはじめる全ての皆様が楽しめますように。

 

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